先週の土曜のピアノ、小1長女は学童の3年生のお別れ会出席のため遅刻。僕と年中長男は徒歩で、先生の家に向かっていた。
途中、自販機を前に喉が渇いたと長男。レッスンの時間までギリギリのスケジュールで動いていたため、僕はちょっとイラついてしまった。
僕「ホントに喉が渇いてんの?」
長男「渇いてるよ!」
僕「ホントかよ、まあお茶を持って来なかったお父さんが悪いんだけどさ。買うならお茶をか水だぞ」
チャリーンチャリーンと自販機にお金を入れる
長男「わかってるよ」
いろはすのボタンを押す長男。ガタンゴトンと出てきたペットボトルを取り出す
僕「よし、行くぞー」
長男「お父さん!」
僕「なんだよ」
長男「開けて」
ペットボトルの蓋が開けられず、僕に差し出す長男
僕「え、いろはすも開けられないの?」
長男「水で手が滑って開けられないんだよ」
僕「お前はホントに世話がかかるな〜」
蓋を開け、長男に渡す僕
長男「お父さんだって死んだらタッくん(長男の呼び名)に世話かけるけどね(笑顔)」
……一瞬絶句の僕
僕「スゲーな、お前そんなこと分かるの?」
長男「そりゃあ分かるよ」
僕「タッくん、お父さんが年取ったらよろしくな!」
長男「分かったよ」
満足気にペットボトルに口をつける長男
いや〜、びっくりした。「死んだら」は、高齢になったらを意味しているのかな、とも思ったが、まあ死んでも世話はかけるしな〜。
あまり世話かけないようにがんばらないと、と気持ちを新たにしたやり取りだった。